２０２２年９月２４日（土）に、過去に感謝し現在に挑む事業『先人への感謝と宮灯籠復活作戦 ～宮プロジェクト～』を開催させていただきました。
本事業では、戦争の記憶や先人たちの献身的な姿勢を学ぶことで、未曽有の危機からの再建に責任感を持って挑戦できる人材となることや、戦争の記憶や命の尊さを学び、次世代に継承していくことで、当たり前にある平和な日常への感謝の意識を醸成することを目的として開催いたしました。
第一部として「戦争の記憶から次世代に向けた講話」と題しまして戦場カメラマンの渡部陽一氏にご講演をいただきました。世界各地で戦争や紛争が起きている現状を踏まえ、戦地での市民の惨状や命の尊さについてのお話をいただいたのち、「戦争の歴史に対しての想いや伝えたいこと」と題しまして渡部陽一氏に加えて坂本文子氏、毛塚幹人氏をお招きしたパネルディスカッションを開催し、戦争の記憶を次世代に継承することの必要性や、戦争を起こさないための多文化共生の重要性についてお話をいただきました。
第二部として田川での「灯籠流し」を開催予定でしたが、悪天候により開催を断念し、９月２６日（月）にオリオンスクエアにて灯籠展示を行いました。先人への追悼や感謝の意識を醸成する契機とすべく実施いたしました。
