JC用語についての説明

JC
Junior Chamber の略。

JAYCEE
アクセントは頭に置き、ジェイシーと読む。青年会議所会員個人を表す。

JC三信条
修練・奉仕・友情、常にこの三信条を心のスタンスとしてもってJCの会員は行動をしています。1950年5月1日に、現在の日本青年会議所の前身であるJC懇談会の中で、JC運動の行動綱領としてこの三信条が採択されました。この三信条の意味は、JC運動とは、若い人々が集まってトレーニング(自己啓発・修練)を行う場であり、培われた力を用いて地域社会にサービス(奉仕)することであるという意味です。そして、そのトレーニング・サービスを支える力として、会員全員、同志を貫くフレンドシップ(友情)があるというものです。

LD
Leadership Development の略で指導力開発のこと。JC運動の創始期に『修練、奉仕、友情』の3原則の考え方があったが、その後JC両輪として『人間の練成と社会の開発』がうちだされ、いわゆる指導力開発と社会開発とが推進されていきました。

CD
Community Development の略で社会開発のこと。

MD
Management Development の略で経営開発のこと。

ロバート議事法
Robert's Rules of Order
多数者の権利、少数者の権利、個人の権利、不在者の権利の4つの権利を基本的な原則として行なう会議運営の方法。これは国連をはじめ世界各国で採用され、国際青年会議所、日本青年会議所でも正式に採用されている。

例会
毎月一回以上開催する青年会議所の公式事業。宇都宮JCでは、例会を毎月1回以上としており、その他にも事業を行う。

総会
宇都宮JCにおいて総会は組織上、理事長よりも上位にあり、LOMとしての最高意思決定機関となる。

理事会
宇都宮JCの理事(役員)が参加する会議であり、LOMの各例会や事業の議決を行う。

出向者
各地青年会議所より国際青年会議所(JCI)・日本青年会議所・地区協議会・地区協議会役員や委員として出向するメンバー。宇都宮JCからも毎年、日本JC、地区、ブロックへと出向者を輩出しています。

チャーターメンバー
各地青年会議所が設立させた時に入会した初代会員の呼称。

アジェンダ
理事会や委員会を運営する時の式次第のこと。

まち
町・街。JCでは、あえて平仮名を使うことが多い。地域と書いて『まち』と読ませることも。

次年度
JCでは来年度のことを次年度という。

直前
前年の役職者のこと。 例)直前理事長。

NOM(ノム)
National Organization Member の頭文字をとったもので、国際青年会議所と訳されている。例えば日本青年会議所は、国家青年会議所の1LOMである。

LOM(ロム)
Local Organization Member の頭文字をとったもので、国家青年会議所に属する各地会員会議所のことである。

スポンサーJC
青年会議所未設立の地域の青年有志に働きかけ、設立を指導援助する青年会議所のこと。なお、スポンサーJCは、設立から3年を経なければその資格はない。
宇都宮JCは、1967年栃木JCがスポンサーとなり、日本青年会議所に加盟している。また、宇都宮JCがスポンサーとなったJCは、1969年真岡JC、1973年那須野ヶ原JC、1973年矢板JC(現、たかはらさくらJC)、1974年黒磯那須JCの4JCがある。

JCの組織、諸大会についての説明

JCI
Junior Chamber International. 国際青年会議所の意。
自由な社会と経済発展を実現し、新しい社会をリードするにふさわしい人材育成を目的として、1915年にアメリカ・ミズーリ州セントルイスに生まれた小さな青年活動グループから始まったJC運動は、その活動が認められ,アメリカの社会的活動を担う主要な青年団体へと発展していきました。
1944年には「積極的な変革を創り出すのに必要な指導者としての力量、社会的責任、友情を培う機会を若い人々に提供することにより、地球社会の進歩発展に資すること」を使命に、アメリカ、コスタリカ、エルサルバドル、グァテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマの8カ国によって国際青年会議所(JCI)が発足。その後、年々加盟国は増え、日本も1951年に加盟、JCIの一員として新たな活動の一歩を踏み出しました。 会員数17万人以上の世界で最も大きな青年団体です。現役メンバーに加え約250万人以上ものOBがいます。 毎年11月には世界会議が開催され、世界中のメンバーが一堂に会する重要な国際交流の場となっています。

日本JC/日本本会
1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。 共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに各地に次々と青年会議所が誕生。 1951年には全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。 現在、日本全国に青年会議所があり、「修練」「奉仕」「友情」の三つの信条のもと、より良い社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革等の社会的課題に積極的に取り組んでいます。 さらには、国際青年会議所(JCI)のメンバーとして各国の青年会議所と連携し、世界を舞台として、さまざまな活動を展開しています。
 宇都宮JCからも毎年多くのメンバーが出向者として、日本JCの各会議、委員会に所属して活躍しております。

地区協議会
日本青年会議所としての事業計画・方針などを各ブロック及び各地青年会議所の事業活動・意見などを、日本青年会議所び報告連絡する為の機関。地区協議会は10地区あり、宇都宮JCは、関東地区協議会の一員となっています。

ブロック協議会
日本青年会議所及び地区協議会としての事業計画・方針などを各LOMに伝達浸透させ、また一方では、各LOMの事業活動・意見などを、日本青年会議所及び地区協議会に報告連絡する為の機関である。現在、日本青年会議所には47ブロック協議会があり、主な事業としては、各ブロック会員大会(栃木ブロックでの名称は、とちぎフォーラム)があります。
<栃木ブロック>足利・宇都宮・小山・鹿沼・黒磯那須・佐野・たかはらさくら・栃木・那須野ヶ原・日光・真岡

世界会議(JCIワールドコングレス)
国際青年会議所が主催する年1回開催される世界会議で、国際青年会議所の事業計画、予算の決定、役員の選出、褒章の授与、翌々年度の世界会議の開催地の決定等が行なわれるJCIの最高の意思決定機関です。

ASPAC(あすぱっく)
国際青年会議所(JCI)は、エリアA(アフリカ)、B(アジア・太平洋)、C(北米・ラテンアメリカ)、D(ヨーロッパ)と4つのエリアに分かれています。
原則として5〜6月頃、エリア毎にそれぞれ毎年開催地を変えてエリア会議を行います。日本JCが所属するエリアBで開催される会議のことをJCI Asia Pacific Area Conference(アジアパシフィックエリアコンファレンス)といい、略称ASPAC(アスパック)と呼ばれています。
ASPACは、毎年国内外からおよそ1万人のJCメンバーが参加する大きな大会です。

京都会議
日本JCが毎年1月に、京都国際会議場で行う会議のこと。年度の事業計画・予算決定・事務引き継ぎ等が行われる。

サマコン
サマーコンファレンス/Summer Conference
サマコンとは、サマーコンファレンスの略語であり、日本青年会議所が主催する三大会(1月:京都会議、7月:サマーコンファレンス、10月:全国大会)の中間的な時期に行われる大会で、1966年の軽井沢における政治懇談会としてスタートしました。当時の政治研究意見交換・提言発表に“経済”という切り口を加え東京経済人会議を経て、現在に至っています。サマコンは毎年、主に横浜を開催地として行われており、日本青年会議所最大の事業発信の場でもあります。日本JCがどのような取り組みで、どんな事業を行っているかを把握できるイベントであり、数多くのセミナー等が開催されます。

全国大会とは
全国大会とは、日本青年会議所が運営する事業であり、正式名称を「第○○回全国大会【開催地名】大会」として毎年開催されております。日本青年会議所が開催する大きな事業の中では一番最後となる事業であり、日本JCの各委員会による集大成の事業として数多くのセミナーや、次年度予定者へのセミナー、また次年度会頭予定者の承認等が行われる大きな事業です。また、最終日には日本JC主催による卒業式も行われております。

関東地区フォーラム、関東地区大会、ありがとう関東地区
 関東地区協議会の行う公式事業のことであり、例年関東地区フォーラムは4月、地区大会は8月、ありがとう関東地区は11月に開催されている。4月のフォーラムは地区協議会の運動の中間発表、8月の地区大会は関東地区最大の運動発信の機会と位置付けられており、一般市民を対象としたフォーラムや公開委員会が開催される。ありがとう関東地区は、関東地区の1年の運動の総括の機会であり、その年に卒業するメンバーの関東地区としての卒業式も開催される。宇都宮JCは、2013年に関東地区大会を主管した。

関東地区会員会議所会議
 関東地区の行う事業計画や予算、次年度における人事の承認を行うなど、LOMで行う総会と同じ意味合いを持つ会議。年に3〜4回行う。

とちぎフォーラム、さよならブロック
 とちぎブロック協議会にて行う最大の運動発信の機会がとちぎフォーラムとなる。とちぎブロックとして一般市民を対象にして行う事業は、とちぎフォーラムの他には日本JCの運動を推進するための事業がある。例年9月に行う。さよならブロックはその年の運動の総括の機会であり、ブロックとしての卒業式も行う。